好きな人
私のキャパシティはとてもとても小さい。
だから好きになれる人も、とてもとても少ない。一度好きになってしまったら、たいがいのことがあっても好きだから、「好き」と確定されるまでが割と長いのです。
割ける気持ちや時間の容量は決まっているので、本当に「好き」な人だけに使いたいのです。
そして、好きになる人はどこにでもいる。
リアルでも、顔も知らないネット上でも。
恋のように、この人が好きだ!!!! って時もあるし、じっと見てて、好きだなぁって時もある。
私の好きは、たぶん揺るがない場所を見てる。その人の核みたいな。芯みたいな。そこがちらとも見えなかったら、きっと好きにはならない。
まぁそう思ってるだけって可能性も大だけど。思い込みだって好きのうちと思うし、そこは気にしないー。
好きだなって思った人が元気なかったり落ちてると、ぎゅってしたくなる。
頑張ってとか、そんなんじゃなくて、ただ あなたを暖める空気のひとかけらにでもなれたらいいのになぁって思う。
あなたが辛いとき、苦しいとき、悲しいとき、寂しいとき、全部全部からあなたを守れる翼になれたらなぁって思う。
実際にはなんにも出来ないのが歯がゆくてもどかしいけど、気持ちだけはそんな感じ。
打算などなす。私は欲望に正直だ。
だから、あなたを好きなのはただ好きだから。揺らいでも、揺るがないもの。確かなもの。変わるけど、変わらないもの。生まれて生きて、あなたが作ってきたあなたを好きになった。知らないことが多くたって知らない。そんなのどうだっていい。知ってるとこだけで大好き。もっと知ったら、きっともっと好き。
いつだって、あなたの幸福を祈る。あなたに幸せの花がたくさんたくさん降りますように。